かつて日本ではお守りを首から下げて願掛けしていました。
そのお守りと、兵士が認識票として着けるドッグタグを掛け合わせた商品。
表面に彫った模様で願いの種類を表現しています。
『麻の葉』は魔除け
『七宝柄』は円満、調和、縁
『毘沙門亀甲』は武運、福、財
材質はシルバー925で裏面はお好きな文字をレーザーで刻印いたします。
縦35mm幅20mm厚さ2mm、重さ13g。
刻印エリアはおよそ縦22mm、幅9mmほどです。
大きく一行で数文字、細かく四行で15文字ずつ程度まで刻印可能です。
ロゴ、マークなどデータで送ってもらえれば対応します。
データ形式は、aiでお願いいたします。
ネックレス用に革紐をお付けいたします。
データでの刻印を希望される方はこちらのメールアドレスまで、詳細をご連絡ください。k1asano@icloud.com
2006年に愛知県立芸術大学を卒業し、仏像修復の仕事に従事しながらからくり人形の研究を進めました。日本の古典彫刻に触れる一方で、幼少期からの漫画やゲームへの愛着と身につけた古典技法を融合させ、独自の彫刻作品を制作しています。
作品には、能面や兜、からくり人形を模したものが含まれています。これは形と背景が好きであるだけでなく、それらを装着した人間の状態にも興味を抱いているからです。
能面はお面を被ることで別の人間に変身し、演じることができます。これはキャラクターを選んで冒険するゲームに通じるものがあります。
兜は武士が戦のために身につける最後のハレ着であり、変身するヒーローに共通するイメージがあります。
そして、からくり人形は神様が舞い降りたり、神様に舞を奉納するために操り手が隠れて操縦する存在です。
これはロボットに乗って戦うアニメを連想させます。
つまり、何らかのアイテムによって力を得る状態に興味を抱いています。
この興味を具現化するために制作したのが、「しめ縄の腕輪」シリーズです。形とその装着に込められた意味を大切にし、これを身につけることで新たな力を得る感覚を味わっていただきたいと思います。形と背後に潜むストーリーを大切にする方々へ、ぜひおすすめしたい作品です。